短期間でIELTS6.5をとるためにするべきこと

ニュージーランド永住権を目指す人にとって、IELTSというのは厄介な存在です。

ニュージーランドの技能移民カテゴリーにおいて、永住権を申請する人に要求される英語力の基準が、IELTS6.5以上と定められています。

あくまで基準なので、審査官が問題ないと判断すればIELTSはやらなくてもいい。「なくても大丈夫だったよ!」という話をよく聞きますね!

でも、IELTS6.5の証明書を要求される可能性は常にあるわけです。それに代わるいかなる英語力証明の文書を提出したとしても、「免除される」とは書いていません。

取っておけばビクビクしなくて済みます!

ではそのIELTS6.5をどうとるかというお話です。もちろん、ジェネラル(General Module)で。


IELTS攻略にはコツがある?

よく言われていますが、IELTS攻略にはコツがあります。コツをつかめば、短期間で6.5を突破することは可能です。6.5とはoverall(総合)6.5ということです。

ただし、ある程度の下地があればという前提のもとで、です。

現時点で3.0~4.0の人は、正直「短期間で」というは難しいでしょう。ここでいう短期間とは2、3ヶ月くらいです。TOEICで言えば、400後半から850程度まで上げるわけですから、相当厳しい。

ただ、3.0~4.0の人は海外生活自体が厳しいレベルだと思いますので、永住権云々というよりも、英語の基礎力を身につけるという意味でも、1年以上のプランで計画的に英語学習に取り組んだ方がいいかもしれませんね。

ただ、現時点で4.5くらいの英語力なら、なんとかなる可能性があります。ちなみに自分の場合は、本番8週間前の時点で5.0で、最終的には7.0でした。

では、その最大の攻略のカギはというと、

ライティングにあります。


ライティングを徹底的にやろう

IELTSは、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4分野で構成され、各分野個別の点数と、これらを総合した点数で英語力が判定されます。

現実的に、今現在IELTS4.5の実力の人が短期間でIELTS6.5を取らなければいけない場合、2、3ヶ月で4分野全てを2.0以上底上げするのは無理です。英語の総合力はそんなにすぐはあげれないです。

しかし、短期間でグッと伸ばせる部分がある。それがライティングです。

なぜライティングなのかというと、書き方(答え方)にルールがある」からです。

まず、IELTSを予備知識なしに受けた場合、絶対足をひっぱる分野がライティングです。点数がとれない理由は、ルールを知らないからです。

書き方がわからない、使ってはいけない単語を使っている、時間配分ができない、字数制限があって文章が収まらない/足らない‥

という状態にほぼ確実に陥ります。

しかし逆にいえば、型があるわけで、そこさえ押さえて繰り返し訓練すれば必ず点数は伸びるんです。そしてその伸びしろが最も大きい。

固定ページ:

1

2

おすすめ記事

  1. ニュージーランド永住権につながる仕事 -不足職業リストから費用まで-

    ● ニュージーランド不足職業リストを見たい方はこちら > 【2016年最新版】ニュージーラン…
  2. オーストラリア・シドニー

    いまや日本人だけではない。ついにオージーまでもニュージーランド移住に本腰を入れ始めた!?

    つい数年前まで、ニュージーランド人がよりよい暮らしを求めてオーストラリアに移り住むというのが、ニュー…
  3. ニュージーランド不足職業リスト

    【2017年最新版】ニュージーランド不足職業リスト(日本語版)ー 永住権を目指す人は要チェック

    ニュージーランドの永住権を目指す上で最も重要なのが自分の職業である。ニュージーランドで不足している分…

ピックアップ記事

  1. もうさんざん書き尽くされているけれど、 日本人は英語ができない。そして、海外でもなかなか上達しない…
  2. ブラック戦士
    ラグビーのニュージーランド代表オールブラックスといえばハカ。ハカはニュージーランドの先住民マオリ族の…
  3. 当然ですが、海外で生活をするためには英語を話さなくてはいけません。 でも、いったい自分がどれくらい…
  4. 前の記事:なぜニュージーランドなのか? ー自然編ー(1/2) ー ニュージーランドの自然 ニ…
  5. 「海外に住んでみたい!」という夢を簡単に叶えてくれるワーキングホリデービザ。30歳以下の人なら誰でも…

話題をチェック

  1. さて、前の記事(アオラキ/マウント・クック国立公園には何がある!?ー観光編ー)でご紹介したように夏に…
  2. さて、マウント・クックシリーズ最後の記事になります。 アオラキ/マウント・クック国立公園には何…
  3. 「登山大国」日本。登山人口が1000万人近くいるのだそうです。日本人は山を歩くのが好きなんですね。年…
ページ上部へ戻る