家がない!オークランドの土地価格まだまだ上昇中。週$400でもいい物件はない、模様。

これからニュージーランドに移住して生活することを考えている人にとっては、残念なニュースです。

オークランドの土地価格がまだまだ上昇中だそうです。

Stuff.co.nz

Rents rise in Auckland ahead of expected influx of international students

1ベッドルームやユニットでも、週$400以下で家を探すのはかなり難しいそうです。この記事で挙げられている理由としては、オークランドに入国する留学生や、年間6万人を超える移民が需要を押し上げ、供給を上回り続けている、とのことです。

「ダウンタウンからそれほど遠くない便利な場所で」という話なのでしょうけど、週$400って相当な金額です!

家賃が高いのは、小市民にとって死活問題です。


オークランド家探しの現実

またこちらでは、「オークランドでの家探しの現実」という記事が投稿されています。

NZ Herald

The reality of renting in Auckland

この投稿者の意見はかなり悲観的で多少誇張している部分もあるかと思いますが、いちおうNZ Heraldのコラムニストという肩書なので、全く適当なことを言っているわけでもないと思うのですが、、、

これが今のオークランドの家探しの現実?なのでしょうか。

2011年には、週$450あれば、Ponsonby(ハイセンスでおしゃれなエリア)できれいにリフォームされた2ベッドルームを借りることができたのに、今ではSandringham(ちょっと遠めの郊外)の奥の奥で汚い1ベッドルームしか借りれない。

だそうです。

また、こうも言っていますね。

今や、家探しは仕事探しのようなもの。

何度も何度も下見を重ね、アプリケーションフォーム(申込書)を出し続けているうちに心が折れてしまう。却下されるたびに、自分に何か大きな欠陥があるかのように思えてくる。

希望の住処を手に入れる(不動産屋や大家に気に入られる)には、清廉な見なりと安定したバックグランドが必要である。もちろん資金も。

「競争」に勝つには、子供がおらず、かつペットを飼っていない白人カップルでなければならず、法律関係かなにかの安定した仕事に就いていなければいけない。そして、「明日にも入居できる」ことが条件である。

 

だそうです。

どうなんでしょうこの現状。


住みづらくなりつつあるオークランド

日本でも、少しずつニュージーランドへの移住を考える人も多くなってきていますが、移住の玄関口となるオークランドがこういう状況だと、移住のハードルが高くなってしまいます。

ニュージーランドへの移住は、まずオークランドからが一般的ですが、そろそろ真剣に他の都市からの入り方も検討したほうがいいかもしれません。

オークランドは仕事もあり、日本人も多くて入りやすいかもしれませんが、オークランドの一択という訳ではありませんから。

おすすめ記事

  1. まずオークランドっ!じゃなくて地方都市から(2/2)

    前の記事:まずオークランドっ! じゃなくて地方都市から(1/2) ー それでもやっぱり最後はオーク…
  2. 海外移住、海外で働くために!英語を勉強する前に絶対読んでおくべき本

    海外移住するなら、英語は勉強しなくてはいけない。しかし、「英語をやらなくては!」ではきっと英語は上達…
  3. シェフで永住権

    ニュージーランド永住権につながる職業、シェフで永住権の可能性

    ニュージーランドで多くの日本人が永住権を取るために目指す職業がある、それがシェフだ。今まさにニュージ…

ピックアップ記事

  1. ニュージーランドで仕事探し(Job Hunting)をする方のために、応募から採用までの流れを書いて…
  2. 「ニュージーランドのワーホリはつまらない」という人はたくさんいます。ニュージーランドはいちおう先進国…
  3. 国民年金
    前の記事:ニュージーランド移住前に少し考えるべき社会保険のこと。-健康保険編- 前回からの続き…
  4. 前の記事:なぜニュージーランドなのか? ー自然編ー(1/2) ー ニュージーランドの自然 ニ…
  5. 人生の探しもの
    「探しものは何ですか♪」「見つけにくいものですか♪」。人生において、何かを見つけることよりも、実は何…

話題をチェック

  1. BEST5 現地ツアーガイド 日本人が経営する旅行会社のツアーガイド、またはNZの旅行会社の観光客…
  2. ニュージーランドで仕事に応募するときには、CV(Curricullum Vitae:履歴書)が必…
  3. ニュージーランドで日本人が日本人向けの仕事を探すなら、まずは「NZdaisuki」。ここは外せません…
ページ上部へ戻る