ニュージーランドの永住権を持つことの3つのメリット(2/2)

前回の続きです。

ニュージーランドの永住権を持つことのメリット、
1つめは「永遠の永住権」を手に入れられること
2つめはニュージーランド人とほぼ同等の権利をえることができる

でした。

では最後の3つめは。

 

3.将来の選択肢

ニュージーランドの永住権を持っていることの最大のメリット。それは、将来の選択肢が増えるということです。

ピンときていないかもしれませんね。
簡単に言うと、日本からいつでも脱出してニュージーランドに拠点を移すことができるし、逆に日本にいつでも戻ってこれる。これは先述した通り、ニュージーランドの永住権は「いつでも出入りできる永住権」だからこその話です。

このメリットは、日本でずっと暮らしてきた人には理解しづらいかもしれません。でも未来のことを考えると、これはとっても重要な意味を持ちます。

現時点では、日本は豊かで平和、生活水準が高く住みやすい国です。それを何十年も続けてきた。でも、これが今後も続くという保証はどこにもない。少なくとも人口減少&高齢化社会による経済力の減衰は明白で、現に今の30、40代の人達は、自分たちの将来、日本の将来に漠然とした不安を感じている人が多くいるのではないでしょうか。

今後も戦争と無縁の国のままで居続けられるだろうか?
自分の老後の年金は保証されるだろうか?
ところで誰も言わなくなったけど放射能汚染ってどうなってるの?

不安は尽きません。

また、世間体、勤勉性、縦社会を過度に重んじる日本という国は、一部のグループを除いて、歳を重ねれば重ねるほど住みづらくなる仕組みになっています。責任や負担ばかりが重くなり就ける仕事も限られてくる。

日本で様々なしがらみでがんじがらめになったとき、ここで暮らさなくてもいいという選択肢が自分の中にあれば、心に余裕が持つことができ、未来が明るくなります。

また逆に、海外から帰国して日本で暮らすという選択肢をとることもできます。

「子供に日本の教育を受けさせたいから」
「介護もあるし、年老いた親としばらく一緒に暮らしたいから」
「日本でもう一度今のうちに挑戦したいことがあるから」

そう言って日本に戻り、今日本で生活している永住権保持者の友人達もいます。彼らには将来またニュージーランドに戻れるという選択肢も残っています。

つまり、永住権は、将来の保険になり得るということ。永住権によってリスクコントロールができるようになるということです。
永住権があれば、各ライフステージに合わせて、その都度日本とニュージーランド、住む場所を選択でき、それぞれが持つ良い側面を、自分達の状況に合わせて活用できるのです。

いかがでしょう?ニュージーランド永住権のメリット、理解していただけたでしょうか?
ここまでこの記事を読まれた皆さんも、今少しだけ時間をとって、将来のために今の生活を考えてみてはいかがでしょうか。

ニュージーランド永住権取得には英語力が不可欠。ネイティブから学ぶ「使える英語」を身につけよう。クオリティの高さは折り紙つき。

English Grammar in Use
評価が気になる人はこちら。
【英語習得のバイブル】世界中の学生が使う英語学習のベストセラー参考書

おすすめ記事

  1. 2016年最新版ニュージーランドの物価と生活費 ー オークランドの平均家賃は週$420

    ニュージーランドの物価を調べるためにネットで検索していると、「ニュージーランドの物価は高いのか?安い…
  2. 年収400万稼げるか!?ニュージーランド移住後のリアルな収入と生活

    ニュージーランドの平均年収は400万円程度だが、異国から移住してきた移民の収入は少し事情が違う。物価…
  3. ニュージーランドの永住権を持つことの3つのメリット(2/2)

    前回の続きです。 前の記事 > ニュージーランドの永住権を持つことの3つのメリット…

ピックアップ記事

  1. 「不運にも日本に生まれ落ちてしまった」というべき人がいる。生まれつきの性格が日本…
  2. もうさんざん書き尽くされているけれど、 日本人は英語ができない。そして、海外でもなかなか上達しない…
  3. アオラキ/マウント・クック国立公園には、初心者向けから本格登山者向けまでたくさんのウォーキング、トレ…
  4. 「ニュージーランドのワーホリはつまらない」という人はたくさんいます。ニュージーランドはいちおう先進国…
  5. 人生の探しもの
    「探しものは何ですか♪」「見つけにくいものですか♪」。人生において、何かを見つけることよりも、実は何…

話題をチェック

  1. ニュージーランドで日本人が日本人向けの仕事を探すなら、まずは「NZdaisuki」。ここは外せません…
  2. BEST5 現地ツアーガイド 日本人が経営する旅行会社のツアーガイド、またはNZの旅行会社の観光客…
  3. さて、マウント・クックシリーズ最後の記事になります。 アオラキ/マウント・クック国立公園には何…
ページ上部へ戻る