ニュージーランド行き主要航空会社3社を比較してみた

ジェットスター航空

jetstar画像:ジェットスター航空WEBサイト

お次はジェットスター航空。安全性の高いカンタス航空の子会社ということもあり、こちらも死亡事故はないそうですが、まだできて日が浅いので神話というレベルにはないですね。

ジェットスター航空はLCCですので、最大の魅力はその料金。過去にキャンペーンで600ドル強(=5万円程度:現在の為替レートで換算)で往復できた覚えがあります。

今適当な日程で調べただけでも、成田ーオークランド往復が77,000円台(燃油サーチャージと諸税込 )でしたので、ニュージーランドセールみたいなのがあればもっと安くなるでしょう。ニュージーランドに向かう場合の最安航空会社であることは間違いなしです!

また、ニュージーランドの主要都市に発着があるので利便性も問題ないです。

しかしながら、LCCならではのデメリットも。ここであえて詳しく述べる必要もないですが、フライトキャンセル、日程変更リスクや機内食オプションなんかは当然覚悟してください。

またマイルに関しても、カンタス航空の子会社といえど、ジェットスター航空でワンワールドのマイル積算は期待しないほうがいいでしょう。安いフライトでは加算されない場合がほとんどのようですし、あえてマイル加算されるフライトを選んでも、運賃が高くなるのでLCCのメリットが相殺されてしまいます。

それでもとにかく費用を抑えたい!というような、ワーホリ、貧乏旅行の人は重宝します。何度もお世話になりました。


ニュージーランド航空

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画像:ニュージーランド航空WEBサイト

そしてやはり、トリをつとめるのはニュージーランド航空。ニュージーランドが拠点の航空会社です。

まぁ、日本から向かうツアーはニュージーランド航空が多いでしょうし、直行便があるのもここだけ。目をつぶって飛行機乗ってもニュージーランド航空にあたる可能性は高いです。なにしろ他にニュージーランド内に航空会社がありませんから。

世界の航空会社の中でも、ニュージーランド航空の評価は高いです。

「エアラインレイティングス社(airlineratings.com)」が発表した2015年版「世界の優良航空会社ランキング」で一位です。昨年も一位なので2年連続です。機内イノベーション、業績の高さ、安全運航、スタッフのモチベーションなどが高評価を得た理由だそうです。

ニュージーランド航空は、日本の観光客の囲い込みにも積極的で、今この記事を読んでいるような、ニュージーランド関連のサイトをよく見る人達なら、こういう広告を見かけたことがあるでしょう。今、このサイトにも出ているかもしれませんね。周りを見渡してみてください。

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シーズン毎に日本人に向けのキャンペーンもよく設定していますので、お手頃な価格でチケットを手にいれることができることも多いです。今現在も「避暑割引」なるセールをしていて、成田ーオークランド往復90,000円~(燃油サーチャージと諸税込)。料金だけなら、ジェットスターにはかないませんが、利便性、信頼性、サービス等をトータルで考えれば、すごくバランスのいい航空会社ですね。

また、ニュージーランド航空はスターアライアンスメンバーですので、ANAのマイレージを貯めている人はマイルが積算できます。

最後に、ニュージーランド航空がここ数年世間を賑わせているのが、「ユニークな機内安全ビデオ」。ご存知の方も多いと思いますが、ご参考までにご紹介しておきます。

普段は機内安全説明なんて「はいはいっ」て感じですが、ついつい見てしまいますよ。とくに男性は「パラダイス編」を・・

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